翻訳と辞書 |
モーリス・デュプレシ
モーリス・ル・ノブレ・デュプレシ(Maurice Le Noblet Duplessis, 1890年4月20日 - 1959年9月7日)は、カナダ・ケベック州の政治家。1936年から1939年、1944年から1959年まで州首相を務め、通算20年間を超保守体制でケベック州を統治した独裁者だった。 ケベック州トロワリヴィエール出身。弁護士を経て政党「ユニオン・ナシオナール」(国民同盟)の党首となり、自由党のタシュロー政権の政治腐敗を批判し、1936年は州首相となって政権を掌握した。ケベックの文化、伝統的価値を標榜しながら反共、言論、労働組合の抑圧、英米資本への優遇、安価な労働力の提供、金権政治を行ったが多くの農村優遇策のために州民の多くの農民からは支持され、カトリック教会も味方だった。在任中に急死し、後に彼の時代は「大いなる暗黒時代」とも称された。 == 参考文献 ==
*『ケベックを知るための54章』、小畑精和、明石書店、2009年。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モーリス・デュプレシ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|