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ヤキマ (ワシントン州)
ヤキマ(、あるいはヤキモー)は、アメリカ合衆国ワシントン州ヤキマ郡の都市であり、同郡の郡庁所在地である。レーニア山国立公園の南東に位置している。2010年国勢調査による人口は91,196人であり〔、ワシントン州では第8位である。都市圏人口は243,231人である。さらにウェストバレーやテラスハイツの未編入郊外領域もヤキマ都市圏に属すると考えられている。ヤキマ市に接する半径20マイル (32 km) 内にある都市を含めると、人口は123,000人以上となる。ワシントン州財務管理部による2008年7月1日時点での市人口は。84,074人と推計されていた。ヤキマはヤキマ・バレーに位置し、世界でも最良のリンゴ生産地の一つ、主要ワイン生産地およびアメリカ合衆国ホップ生産高の約75%を生産する地域である。市名はヤカマ族インディアンから採られている。ヤカマ・インディアン居留地が市の南部と南東部にある。 == 歴史 == ヤキマ地域、ヤキマ・バレーの最初の住人はヤカマ族インディアンであると言われている。1805年、ルイス・クラーク探検隊がこの地域を訪れて、豊富な野生生物と肥沃な大地を見出し、入植を促進することになった。1847年、現在のヤキマの南西、アータナムにローマ・カトリック教会の伝道所が設立された。開拓者が到着するとインディアンとの間に抗争が起こり、それが1855年のヤカマ戦争に繋がった。この蜂起への対応として、1856年にアメリカ陸軍が現在のホワイトスワン近くにシムコ-砦を構築した。ヤカマ族インディアンは敗北し、ヤカマ・インディアン居留地に移された。ヤキマ郡が1865年に創設された。1884年12月にノーザン・パシフィック鉄道が町の中心を外して建設されると、100軒以上の建物がころや曳き馬を使って駅の近くまで移動された。新しい町はノースヤキマと呼ばれ、1886年1月27日に市制を執行し、郡庁所在地にも指定された。1918年には市名がヤキマに変更された。ヤキマの町が当初できた場所にはユニオンギャップという地名が与えられた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤキマ (ワシントン州)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yakima, Washington 」があります。
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