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ヤドランカ・ストヤコヴィッチ : ウィキペディア日本語版
ヤドランカ

ヤドランカ・ストヤコヴィッチ(Jadranka Stojaković) は、日本で活動するシンガーソングライター歌手ユーゴスラビア(現ボスニア・ヘルツェゴビナサラエヴォ出身。16歳の時にドイツに住んでいた叔父のジャズグループに加わり、ベースとボーカルを担当。フィロゾフスキー大学で心理学を専攻し、卒業後、更にサラエヴォ国立美術大学で絵画を学ぶ。
1984年サラエボオリンピックのメインテーマ曲を作詞、作曲。自らそのテーマ曲を歌い、一躍ユーゴスラビアの国民的歌手となる。
以前から日本文化、特に浮世絵俳句に興味を抱き、日本でレコーディングを行なうために来日するが、その間に祖国ボスニアの内戦が酷くなり、それ以降日本を活動の拠点としている。アルバムは『SARAJEVO BALADA』『BABY UNIVERSE』『MOON WILL GUIDEYOU』他。母国語のセルビア・クロアチア語以外にも英語日本語でも歌っており、NHK教育あつまれ!じゃんけんぽん』の主題歌やTBS神々の詩』の挿入歌なども手がけている。2001年には坂本龍一が呼びかけた「地雷ZERO」キャンペーンにもボーカリストとして参加、TBS『NEWS23』にも出演し注目を集める。現在歌手だけではなく画家としても幅広く活躍中。ここ数年は、海外ではイギリスの有名誌SONGLiNES誌でヤドランカの曲が代表曲として収録されたCDが2007年度の年間ベストアルバムに選ばれ、ヨーロッパで話題に。
2009年6月には、国から40年間音楽分野で貢献したことを評価する賞が与えられた。(日本では文化勲章にあたる)
国内では、映画『魂萌え!』の主題歌の他、2009年4月からのテレビ東京系列の報道ドキュメンタリー番組『ルビコンの決断』のテーマソング(作曲:新井誠志 編曲:渡辺俊幸)も歌っている。映像作家・高木正勝のプロジェクトにも参加し7月にはドキュメンタリーフィルムが渋谷ユーロスペースを皮切りにカナダ・名古屋他各地で上映予定。
2011年4月現在、NHK『みんなのうた』において母国ボスニアの民族楽器名をタイトルに冠した「誰かがサズを弾いていた」がオンエア中である。
== 関連項目 ==

*TBS「いのちの響
*コナミ「ヴァンダルハーツ〜失われた古代文明〜
*コナミ「幻想水滸伝
*テレビ東京「ルビコンの決断

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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