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ヤブキリ
ヤブキリ(藪螽蟖、)は、バッタ目キリギリス科の昆虫。藪に棲むキリギリスの意味。主に日本の本州(中西部の平地)、四国、九州に分布する〔古川晴男、長谷川仁、奥谷禎一編 『原色昆虫百科図鑑』 集英社、1981年、p.266〕。 ==形態== 体長(頭部より羽の先まで)45-55mm前後。体色は緑が普通。まれに全身が黒褐色になるものもいる。羽は腹端より僅かに出る。頭頂から羽の先まで背面を貫くように褐色の筋がある。 一見キリギリスに似るが、羽をのぞいた体長はより小さめ、後肢も短めで、樹上生活に適応したコンパクトな体型である。反面顎や脚の棘はキリギリスより長く、より捕食に特化している。趺節も発達している。また夜の活動がメインとなるため触角もやや長い。羽は腹部より短くなることはなく、また特に目だった模様もない。 またウマオイとも混同されるが本種は雌雄で羽の形が極端に異ならず、体の大きさの違いで一目瞭然である。 メスの産卵管は長めで、腹部と胸部を足したぐらいの長さ。キリギリスと異なりまっすぐに伸びる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤブキリ」の詳細全文を読む
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