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ヤブコウジ科(Myrsinaceae)は双子葉植物の科。 ほとんどが常緑性木本で、主に熱帯・亜熱帯、一部は温帯に、35属1000種ほどを産する。日本では暖地を中心に3属が自生する。 ヤブコウジ、マンリョウなど観賞用(特に果実が美しい)に栽培されるものが多い。花は放射相称、子房上位で、4-6数性、花冠は合生する。果実は液果または核果で、1個ないし数個の種子を含む。 ツノヤブコウジ属は東南アジアのマングローブ構成樹種で、偽胎生種子をつける。 ==属== *ツノヤブコウジ属 ''Aegiceras'' *''Amblyanthopsis'' *''Amblyanthus'' *''Antistrophe'' *ヤブコウジ属 ''Ardisia'' - ヤブコウジ、マンリョウ *''Badula'' *''Conandrium'' *''Ctenardisia'' *''Cybianthus'' *''Discocalyx'' *''Elingamita'' *''Embelia'' *''Emblemantha'' *''Fittingia'' *''Geissanthus'' *''Heberdenia'' *''Hymenandra'' *''Labisia'' *''Loheria'' *イズセンリョウ属 ''Maesa'' - イズセンリョウ・シマイズセンリョウ *''Monoporus'' *ツルマンリョウ属 ''Myrsine'' - ツルマンリョウ・タイミンタチバナ *''Oncostemum'' *''Parathesis'' *''Pleiomeris'' *''Rapanea'' *''Sadiria'' *''Solonia'' *''Stylogyne'' *''Tapeinosperma'' *''Tetrardisia'' *''Vegaea'' *''Wallenia'' ---- APG植物分類体系(第2版)では、従来サクラソウ科とされていた次の属(草本)もヤブコウジ科に移している: *ルリハコベ属 ''Anagallis'' *''Ardisiandra'' *''Asterolinon'' *''Coris'' *カガリビバナ属 ''Cyclamen'' - シクラメン *ウミミドリ属 ''Glaux'' *オカトラノオ属 ''Lysimachia'' - コナスビ *''Pelletiera'' *ツマトリソウ属 ''Trientalis'' またイズセンリョウ属はイズセンリョウ科Maesaceaeとして独立させている(これは子房半下位で種子が多数あるなど、形態的にもやや異なる)。 さらにAPG植物分類体系第3版ではヤブコウジ科・イズセンリョウ科を独立させず、以上すべての種をサクラソウ科としてまとめている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤブコウジ科」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Myrsinaceae 」があります。 スポンサード リンク
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