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ヤマト糊[やまとのり] ヤマト糊(ヤマトのり)は、ヤマト株式会社が製造・販売するデンプン系の接着剤。 == 歴史 == 従来糊は腐りやすく買い置きが出来なかったため、自分で作るか使う分だけ買いすぐに使い切る必要があった。1899年(明治32年)、東京墨田区において木内弥吉は腐らない糊の化学的処理に成功。デンプン糊に防腐剤を混ぜることで日本初の「保存の効く糊」として発売する。香料を加えて糊の刺激臭を消す工夫もなされていた〔【ヤマト糊】明治から平成までのロングセラー(男の浪漫伝説 Vol.79) | ドリームメール 〕。しかし時間の経過に伴い徐々に粘性が失われ、また当初価格は姫糊の30倍も高いことなどからなかなか普及しなかった。その後の改良に伴い需要も伸び、東日本において大ヒットを収めている。 現在、デンプンにタピオカを使用しており、無香料となっている。 日本初と称しているが、腐らない糊は不易糊工業の不易糊がこちらより4年先(1895年)に開発されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマト糊」の詳細全文を読む
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