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ヤマトカナエグモ
ヤマトカナエグモ ''Chorizopes nipponicus'' Yaginuma, 1963 は、コガネグモ科のクモ。網を張らず、他のクモを襲って食べる。外見はヨツデゴミグモによく似ている。 == 特徴 == 体長は雌で3.5-4.5mm、雄では2.5-3mm。頭胸部は暗褐色で、頭部が胸部より幅広く、丸く大きく膨らんで盛り上がる。側眼はその両端にある為、中眼とは大きく離れてつく〔小野編著(2009),p.422〕。腹部は円筒形で暗褐色、背面の中央にはより暗色の幅広い縦帯があり、その中に数対の白い小さな斑紋が並んでいる。歩脚は黄色く、要所要所に褐色の輪紋がある。腹部下面は黄色で、両縁と正中線が黒い。腹部後端は丸く終わるが、背面中央と左右に先端が丸い突起が出る〔八木沼(1986),p.122〕。 和名は大和鼎蜘蛛で、腹部後端の形を鼎に見立てたもので、日本産の種であることによる〔浅間他(2001),p.86〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマトカナエグモ」の詳細全文を読む
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