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ヤマナシ
ヤマナシ、ニホンヤマナシ(山梨、日本山梨 学名:''Pyrus pyrifolia'')はバラ科ナシ属の落葉高木〔〔『日本の野生植物 木本I』p.227〕。果実を食用として栽培される和ナシの野生種で、日本国内では本州中部地方以南、四国、九州に自生する〔『新牧野日本植物圖鑑』p.265〕。 == 特徴 == 樹高は5-10〔(10-15〔)mになる。枝は黒紫色でときに小枝は刺状になる。葉は互生し、葉身は長さ7-12cm、幅4-6cmになる卵形から狭卵形で、先端は鋭くとがり、基部は円形、縁は芒状の鋭い鋸歯がある。若い葉は両面とも褐色の綿毛が生えるが、のちに両面ともに無毛となり、成葉の表面は深緑色になる。托葉があり、葉柄は長さ3-4.5cmになる〔〔。 花期は4-5月。葉の展開とほぼ同時に、短枝の先に散房花序をだし、白色の花を5-10個つける。花の径は2.5-3cm、小花柄は長さ3-5cmになる。萼は5裂し、萼裂片は狭卵形で、縁に腺状鋸歯があり、萼の内面に褐色の綿毛が密生する。花弁は5個。雄蕊は約20個あり、葯は紫色を帯びる。花柱は5個あり、離生し、基部に毛は無い〔〔〔。 果期は9-10月。果実はナシ状果で直径2-3cmのほぼ球形になり、先端に萼片が残らない。黄褐色に熟し、表面に小型で円形の皮目が目立つ。果肉は白色で硬く渋い。種子は長さ8-9mmになる〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマナシ」の詳細全文を読む
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