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ヤマニンゼファーは日本の競走馬、種牡馬。中央競馬にて短距離から2000メートルまで幅広い距離で活躍し、2度の安田記念、天皇賞(秋)に優勝した。1993年度JRA賞最優秀5歳以上牡馬、 最優秀短距離馬および最優秀父内国産馬。 馬名の「ヤマニン」は馬主の一族が使用する冠名、「ゼファー」はギリシャ神話に登場する西風の神ゼピュロスの英語読み。生産者である土井睦秋の妻が、自宅にあった化粧品の名前から借用したものである〔『優駿』2002年7月号 p.53〕。 ※馬齢は当時の表記とする。 == 出生 - デビュー == 父ニホンピロウイナーは競走馬時代に3度の最優秀短距離馬に選出され、日本における「短距離路線の開拓者」とされたGI3勝馬。母は1勝馬であったが、優れたスピード能力を示したブラッシンググルームを父に持っていた。生産者の土井睦秋はスプリンターを指向して両馬を配合し〔『優駿』1997年11月号 p.88〕、翌1988年5月、北海道錦岡牧場で本馬が誕生した。幼駒の頃から胴が詰まり、前後躯が発達した短距離馬に特有の馬体をしており、土井が意図した通りの体型で生まれた〔『優駿』1997年11月号 pp.88-89〕。 競走年齢の3歳に達した1990年8月、茨城県美浦トレーニングセンターの栗田博憲厩舎に入った。しかし直後に骨膜炎を生じて放牧に出され、12月に再度入厩。骨膜炎が尾を引いて調整が滞り、デビューは翌年まで遅れた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマニンゼファー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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