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ヤマネコノメソウ : ウィキペディア日本語版
ヤマネコノメソウ

ヤマネコノメソウ ''Chrysosplenium japonicum'' は、ネコノメソウ属の植物の1つ。匍匐茎を伸ばさず、葉や苞葉は丸っこい。
== 特徴 ==
小型の多年生草本〔以下、記載は主として北村・村田(1961),p.139〕。根出葉は全体で長さ2-7cmで柄にはまばらに柔らかな毛がある〔佐竹他(1982),p.160〕。葉身は円腎形で幅15-25mm、縁は浅く切れ込む。葉身の基部は心形。花茎は高さ5-15cm、葉柄のように柔らかな毛がまばらに生える。花茎の基部はやや膨らみ、地上にも地下にも匍匐茎を出さないが、花が終わった後に楕円形で表面に毛の生えた珠芽を生じ、これによっても繁殖する〔佐竹他(1982),p.160〕。
は早春に咲く〔牧野(1961),p.236〕。花は淡緑色で、4枚の萼列片は扁円形で大きく開き、長さ約1mm。雄蘂は8あってごく短い。さく果は5月頃に杯形に口を開ける。種子は黒くて楕円形、稜が1本走り、、全体に表面を微細な突起が覆う。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヤマネコノメソウ」の詳細全文を読む



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