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ヤマハ・DXシリーズ[でぃーえっくす しりーず] DXシリーズ(ディーエックス・シリーズ)はヤマハのFM音源を採用したシンセサイザーの型番・商品名。 デスクトップ・シンセサイザーと名付けられたDX200を除いて、キーボードタイプである。DXシリーズのモジュールはTXシリーズである。
== 概要 == FM音源の特徴である非整数次倍音を活用することにより、きらびやかな音色や金属的な音色、打楽器系の音色など旧来のアナログ音源が苦手とした音色を出せることが特徴であり魅力でもあった。さらにフルデジタル構成の利点として、作成した音色データの保存、再現が簡単に可能。いち早くMIDI端子を装備し容易に他のデジタル楽器と組み合わせることが可能とアナログシンセサイザーからは革命的な進化を遂げ、1980年代中頃の音楽シーンをリードした。特にきらびやかで新鮮なエレピのサウンドは、ローズ・ピアノを完全に駆逐してしまった。 また、デジタルならではの硬質なベース・サウンドも一世を風靡して、1990年代のハウス・ミュージックではDXシリーズの<ピックベース>のパッチが定番音色として用いられた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマハ・DXシリーズ」の詳細全文を読む
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