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ヤマハ・EOSシリーズ : ウィキペディア日本語版
ヤマハ・EOSシリーズ[いおす]
EOS(イオス)は、ヤマハシンセサイザーの型番、製品名。1988年に初代機「YS200」が発表されて以降、2007年までシリーズの展開が行われた。
名称の「EOS」はEntertainment Operating Systemの略称と言われている。
== 概要 ==
イメージキャラクターとして小室哲哉を据えた初心者向けのシンセサイザーであり、YS200〜B500およびBXの音色作成を浅倉大介が担当した(BXのイメージキャラクターも担当)。製品のコンセプトとしては「女の子も使えるシンセサイザー」だったと言われ、マニア向けでなく小室や浅倉を起用することで女性にも門戸を広げる狙いがあったという。ヤマハ主催の「EOS CONTEST」が毎年開催され、審査委員長として小室哲哉や、浅倉大介が参加していた。
B500からB2000Wまでの内蔵音源には、TM NETWORK(TMN)やtrf・globe等小室がプロデュースを行ったアーティストで使われている音をシミュレートしたものが内蔵されていた。しかし、1980年代に小室が愛用したEmulatorII やEnsoniq VFXなどヤマハ以外の他社製のシンセサイザーがあったこと、1994年以降に小室がシンセサイザーをヤマハ製からJD-800などローランド製のものへ切り替えたこと、同じヤマハ製のシンセサイザーであっても、初心者向けに価格を抑えるためダウンサイジングされたことなどによる音の違い(小室が使用したDX7・DX7IIFD・TX816は上位の6OPのFM音源に対して、YS200・B200は下位の4OPのFM音源)があり、小室が演奏した音をそのまま出音することは不可能である(浅倉監修のBXに関しても、同様のことが言える)。
ちなみに、実際のTM NETWORKやTMNのライブにおけるEOSは「MIDI接続のリモートキーボード」という位置付けがなされていたため、「T-MUE-NEED STARCAMP TOKYO」「CAROL Tour」「RHYTHM RED TMN TOUR」や「Tour TMN EXPO」ではローランド・JD-800やS-550、ENSONIQ・VFX-SD、ヤマハ・TG77やTX816、コルグ・01/W、シンクラヴィアといった音源のリモート用にすぎず、EOSに内蔵された音源はライブやレコーディングで一切使用されていない。ヤマハの公式ブログ、「ヤマハシンセ」に2012年6月15日に「オケヒット(TK HIT)」(音色)が使われたことが載っているが、これは直接EOSから出た音ではなく、MOTIF XFの販促品として配布されたUSBに収録された音源が使われているため、音色はEOSそのものの音ではあるが、MOTIF XFからの出音である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヤマハ・EOSシリーズ」の詳細全文を読む



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