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FZ1(エフゼットワン)は、2001年よりヤマハ発動機が製造販売している1000ccクラスのオートバイ(大型自動二輪車)である。 欧州、北米、南米ならびに豪州向けに販売されており、2005年までの北米以外のモデルはFZS1000FAZER(エフゼットエス1000フェザー)という名前で販売され、全面刷新された2006年モデルより北米モデルと同じFZ1に統一され、新たに加えられたネイキッド仕様と区別するためにビキニカウル付き仕様はFZ1 Fazer(エフゼットワン フェザー)と名称を改められた。 == 概要 == FZS1000(初代のみ北米モデルだけFZ-1を呼称)は、《The Ultimate Strong FAZER》をキーワードに開発された。パイプフレームにマウントされたアッパーフェアリング付きではあるが、車体種別にネイキッドタイプに分類される。エンジンは、5弁の4XV型YZF-R1をベースにし、クランクマスを10%増量して中低速重視に改良されたコンパクトな998cc/DOHC/5弁/水冷直列4気筒エンジンを採用している。また、YZF-R1同様に“EXUP”(エクザップ)を採用しており、フラットなトルクを引き出している。車体は、極太の鋼管ダブルクレードルフレームの採用で高剛性かつしなやかであり、ロングストロークのサスペンションと相まってしなやかな足回りとなっている(2001年 - 2005年モデル)。 2006年新型モデルとして2005年の東京モーターショーにて発表された。日本を含め、主要市場に展開されているグローバルモデルである。新型では、4弁の5VY型YZF-R1のエンジンをベースに一新され、インジェクションを搭載した。さらにYZF-R1に対してマス40%増のクランクを搭載、カムプロフィール、ギアレシオが変更されており実用域における後輪駆動能力は、YZF-R1を凌ぐ特性になっている。フレーム設計も新しい物と成り、FZ6からのフィードバックを受けて設計された新しいフレームは非常に高い剛性を持ち、YZR-M1にて実績を持つ左右独立分担減衰力発生方式の倒立フロントフォーク、強化メンバーを持つ同社製品現行車種では最大の大きさを持つCFダイキャストスイングアームとあわせて、従来のパイプフレームにくらべるとしなやかさがなく、よりスーパースポーツ系に近い性質を持つようになった。USモデルは、灯火類レギュレーションでフロントフォークと車輌後方にリフレクターを装備、ポジションランプが廃止されて、ウィンカーがポジションランプを兼ねている。速度計がUSとUKモデルはmph表記で、その他のモデルはkm/h表記となる。 2007年モデルを最後に、日本国内における並行輸入販社であるプレストコーポレーションの取扱いカタログより削除されたが、2008年2月28日よりカウル付き・ノンカウル両モデルの日本国内仕様が発売されている。尚、プレストコーポレーションを頼らず、独自の流通ルートを持つYSPのディーラーGrやレッドバロンでは、各々の販売網にてフルパワーモデルを並行輸入して販売している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤマハ・FZ1」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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