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ヤーダヴァ朝[やーだヴぁちょう]
ヤーダヴァ朝(ヤーダヴァちょう、Yadava dynasty)とは、12世紀末から14世紀初頭にかけてインドのデカン地方、現マハーラーシュトラ州を中心に存在したヒンドゥー王朝(9世紀 - 1317年)。9~12世紀まではセーヴナプラを本拠としていたため、セーヴナ朝(Sevuna dynasty)とも呼ばれる。首都はセーヴナプラ、デーヴァギリ(デーオギリともいう)。 ==歴史==
===後期チャールキヤ朝からの独立=== ヤーダヴァ朝の名「ヤーダヴァ」は月種族ヤドゥの子孫ということを意味するが、同時代の史料では常に家名の「セーヴナ」と呼ばれている〔辛島『世界歴史大系 南アジア史3―南インド―』、p.121〕。ヤーダヴァ朝はラーシュトラクータ朝、後期チャールキヤ朝の封臣(諸侯)で〔、9世紀から12世紀まではセーヴナプラを本拠としていた。 12世紀末、ビッラマ5世は後期チャールキヤ朝が王位継承争いで衰退しているのに乗じて、デーヴァギリを都に定め、勢力を拡大した〔重松「ヤーダヴァ朝」『南アジアを知る事典』、p.748〕〔。後期チャールキヤ朝のソーメーシュヴァラ4世が1184年にカリヤーニの実権を握っていたカラチュリ家から実権を取り戻すと、1185年頃にソーメーシュヴァラ4世を攻撃して、これをカリヤーニから追放し、独立に成功した〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヤーダヴァ朝」の詳細全文を読む
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