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ユディシュティラ
ユディシュティラ(梵語:युधिष्ठिर, yudhiṣṭhira)は、ヒンドゥー教の聖典の1つである叙事詩『マハーバーラタ』に登場する英雄である。 彼はパーンダヴァ兄弟5人のうちの1人目で、アルジュナ、ビーマ、ナクラ、サハデーヴァと兄弟。パーンドゥの最初の妻としてクンティーが産んだ中では第1子である〔なお、クンティーはパーンドゥと結婚する前、カルナを生んでいる。カルナは太陽神との間にできた子で、クンティーは生娘のままでカルナを生んだ。上村勝彦訳(2002)『原典訳 マハーバーラタ第4巻』第403頁〕。ドラウパディーを兄弟共通の妻としてもつ。 == 誕生 == パーンドゥは性交をすると死んでしまう呪いをかけられていた。そのため子を作る事が出来なかった。彼の最初の妻クンティーは以前リシ(賢者)のドゥルヴァーサから任意の神を父親とした子を産むマントラを授かった。パーンドゥとクンティーはそれを利用してダルマ、ヴァーユ、インドラの順にそれぞれを父親とする子を得た。ユディシュティラは正義の神であるダルマにより生まれた〔上村勝彦訳(2002)『原典訳 マハーバーラタ第1巻』第400頁〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユディシュティラ」の詳細全文を読む
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