|
東方典礼カトリック教会(とうほうてんれいカトリックきょうかい、、、)は、正教会や東方諸教会で用いられる典礼を使いながら、ローマ教皇権を認めてカトリック教会の教義を受け入れ、ローマ・カトリック教会とフル・コミュニオン関係にあるキリスト教の諸教会の総称。 == 名称 == 東方カトリック教会、帰一教会(きいつきょうかい)、ユニア教会、ユニエート教会、東方帰一教会、東方典礼、合同派などとも呼ばれる。 自権者''Sui iuris''(独立教会)でありながらカトリックに帰属するに至ったという意味でユニエイト()という概念ができた。これはもともとは自称であり、カトリック教会でも20世紀初めまでは使われたが、正教会で多く蔑称として使われた用語でもあり、現在ローマ教皇庁がこの用語を使うことはない。 西方のカトリック(ラテン典礼)の司教はローマ教皇に直属するが、東方典礼カトリック教会の司教は教皇に直属せず、アレクサンドリア(コプト典礼カトリック教会)、アンティオキア(シリア典礼カトリック教会、メルキト・ギリシャ典礼カトリック教会、マロン典礼カトリック教会)、バグダード(カルデア典礼カトリック教会)、ベイルート(アルメニア・カトリック教会)という六つのカトリック東方総大司教座の一つ、または東方大司教座の一つに属する。ビザンチン(ギリシャ)典礼の教会はこれらの東方総大司教座ではなく、それぞれの大司教座に属するが、教皇直属の司教座も存在する。 これらの教会は、ラテン典礼のカトリック教会(ローマ・カトリック教会)とは異なる典礼様式を使用するが、聖体拝領は完全に共同で行われうる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東方典礼カトリック教会」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Eastern Catholic Churches 」があります。 スポンサード リンク
|