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ユノー : ウィキペディア日本語版
ユーノー

ユーノー (、古典綴:) は、ローマ神話女性結婚生活を守護する女神で、主に結婚、出産を司る。また、女性の守護神であるため月とも関係がある〔高津春繁 『ギリシア・ローマ神話辞典』 岩波書店 1960、293頁。〕。主神ユーピテルにしてであり、最高位の女神である。神権を象徴する美しい王冠をかぶった荘厳な姿で描かれ、孔雀がその聖鳥。女性的気質の神格化である。ギリシア神話ヘーラーと同一視される。
英語ではジューノウ () 、フランス語ではジュノン () 。日本語ではユノユノージュノーなどともカナ表記する。
ユーピテル、ミネルウァと共に3柱1組でカピトーリウムの丘の神殿で崇拝されている。
古代ローマのユーノーのとしては3月1日のマートローナーリア () や7月7日のノーナイ・カプロティーナイ () があったが、現在では6月の女神として知られる。ヨーロッパの言語で6月を表す Giugno, Juin, June などはユーノーに由来する。また、「6月の花嫁(ジューン・ブライド)」は、6月に結婚することで花嫁にユーノーの加護を期待する風習である。
== 神話 ==
サートゥルヌスの娘で、ユーピテルとの間にウゥルカーヌスユウェンタースを産んだ。花の女神フローラからもらった魔法の花に触れて妊娠し戦いの神マールスを単独で産んだ。
ウェルギリウスによる叙事詩アエネーイス』(Aeneid)ではトロイア人を憎み、ウェヌスの息子アイネイアースローマ建国を阻むため、アネモイ(風神)の主であるアイオロスに頼んでアイネイアースの船隊を沈没させようとした。その返礼に自らの配下のニンフで最も美しいデーイオペーアをアイオロスに与えると言った。第七巻ではユーノーがアレークトーを呼んでトゥルヌスとアイネイアースの戦争を扇動させた。二人の開戦前にはユーノーが、ラティーヌス王の代わりに、戦いを始める際に開けることになっているヤーヌスの神殿の門を開け放った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Juno (mythology) 」があります。



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