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登高器[とうこうき]
登高器(とうこうき、''Ascender'' )は、高所作業や、ロッククライミング等に使う器具の一つである。フィックスロープ(端が固定されたロープ)にセットすると、カムなどの働きにより、上方には移動するが下方には移動しない仕組みになっている。
== 前史、プルージックノット == オーストリアの登山家カール・プルージック(''Karl Prusik'' )が考えついたと言われているロープの結び方である〔『山への挑戦』pp.139-168「登山道具は語る(登攀用具)」。〕。クライミングロープにその1/2から1/3程度の太さの補助ロープの輪を巻きつけるようにして結び、この結び目を握ってスライドさせない限りその輪が動かない〔。非常に単純だが多くの場面で活用できる便利な結び方である〔。しかし日頃から訓練しておかないと緊急時にいきなり試みてもうまく行かないため、同じ機能を機械的な機構で実現しようと考えられたのが登高器である〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「登高器」の詳細全文を読む
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