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ユーザー系[ゆーざーけい じょうほうしすてむ こがいしゃ]
ユーザー系情報システム子会社(ユーザーけい じょうほうシステム こがいしゃ)とは、大手企業の情報システム部門や機能を分社化・移転して設立した会社である。システム子会社、情報子会社とも呼ばれる。 業務・業界知識と情報技術(IT)に精通した情報戦略企業(情報系シンクタンク)であり、情報通信分野におけるコンサルティングとシステムインテグレーションを行っている。ユーザー系IT企業は日本独自の企業形態として知られており、欧米企業における本社IT部門業務に相当するグループ全社の情報化推進機能を有する特徴がある。 == 概要 == ユーザー系情報システム子会社は狭義には、親会社100%出資の完全子会社で、親会社及びグループ企業のシステム構築を主目的に設立された会社である。親会社の情報システム部門が分離独立した場合、情報システム部門から情報システム機能を移管された場合がある。広義には、ユーザー企業の関連会社として情報システム事業を行う企業を指す場合もある。 ユーザー系と非ユーザー系の分類基準は曖昧である。一般的には親会社の主事業がIT・SI以外の場合はユーザー系である。メーカー系列のシステム子会社であっても親会社がIT・SI以外(例えば自動車や電気機器)を主事業とするメーカーの場合はユーザー系となる。しかし親子関係が複雑であったり、株式譲渡等によりユーザー系から非ユーザー系に移った場合などもあり、明確には分類できない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ユーザー系」の詳細全文を読む
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