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ヨエル書[よえるしょ]
『ヨエル書』(よえるしょ)は、旧約聖書文書のひとつ。ユダヤ教では後の預言者に分類され、キリスト教では預言書(十二小預言書)に分類される。伝統的配列では、十二小預言書のなかで2番目に位置し、『ホセア書』の次、『アモス書』の前に配置される。 構成は写本の系統によって異なり、ギリシア語訳聖書である七十人訳聖書 および ラテン語訳聖書であるウルガタでは3章に分けられており、日本でも口語訳聖書 および 新改訳聖書がこれにならっている。それに対して、旧約聖書ヘブライ語原典(マソラ本文)では4章に分割され、日本では新共同訳聖書がこれにならっている。したがって、キリスト教では、3章に分けたものを使っている教会と、4章に分けたものを使っている教会に分かれている。分け方の違いは、前者の2章28~32節の部分が、後者では独立した章(第3章)になっている。 == 筆者 == 1章1節によれば、筆者はペトエルの子ヨエルであるという。ただし、ペトエルという名は聖書中ここにしか出現せず、ヨエルの出自を明らかにする情報は存在しないと言っても良い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨエル書」の詳細全文を読む
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