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ヨゼフ・ロゲンドルフ : ウィキペディア日本語版
ヨゼフ・ロゲンドルフ
ヨゼフ・ロゲンドルフ(Joseph Roggendorf、1908年 - 1982年)は、ドイツ人で日本に住んだ司祭、比較文学者。
ドイツ生まれ。ギムナジウムを終えてからイエズス会に入り、ドイツおよびフランスの神学院で学び、1934年司祭に叙階。1935年から1937年まで日本語習得のため日本に滞在し、1937年から1940年までロンドン大学で比較文学を専攻。その後来日、旧制広島高等学校で一年教え、以後上智大学教授として比較文学を教える。1958年ソ連政府がボリス・パステルナークノーベル文学賞授与を辞退せしめた際、エドワード・サイデンステッカーアイヴァン・モリスとともに、日本ペンクラブのソ連に対する軟弱な姿勢を批判した。没後業績を記念して上智大学を中心にヨゼフ・ロゲンドルフ賞が設立された。
==著書==

*論理學要説 眞理の問題 神山四郎小林珍雄訳 エンデルレ書店 1946.8
*キリスト教と近代文化 野口啓祐訳 弘文堂書房 1948 (アテネ文庫)
*終課 公教會晩祷 リテラリ・ギルド共編著 エンデルレ書店 1948.6
*カトリシズム 野口啓祐訳 弘文堂 1949 (アテネ文庫)
*ヨーロッパの危機 弘文堂 1951
*現代思潮とカトリシズム(編) 創文社 1959
*日本と私 別宮貞徳編訳 南窓社 1972
*激動する社会と大学(編)南窓社 1973
*和魂・洋魂 ドイツ人神父の日本考察 加藤恭子共著 講談社 1979.9
*ニッポンの大学生 師弟対談 知的学生生活の方法 主婦の友社 1979.10 (Tomo選書)
*異文化のはざまで 文芸春秋 1983.1
*ヨゼフ・ロゲンドルフ一巻選集 別宮貞徳編 南窓社 1988.6

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヨゼフ・ロゲンドルフ」の詳細全文を読む



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