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ヨーガン レール(Jurgen Lehl、1944年 - 2014年9月23日)は、テキスタイルデザイナー/ファッションデザイナー。ポーランド生まれのドイツ人。 == 来歴 == 幼いころは祖母と暮らしていた〔the Beach Jurgen Lehl 2015/08/27〕。10代後半でパリに渡り、デザインを学ぶ。パリ・ニューヨークでテキスタイル・デザイナーとして活躍。1971年に来日。当初は旅行で3、4ヶ月滞在するだけのはずが、仕事の依頼もありそのまま六本木で定住する事となった。翌1972年にファッションブランド「ヨーガンレール」を立ち上げる。 1974年、表参道にショップをオープン。1・2階が前面ガラス張りの建物で、オリエンタルテイストの生活雑貨と布が中心の品揃えであった。このビルが取り壊された後、店舗は「ラフォーレ原宿」へと移転する。当時本社は竹芝にあったが、ゆりかもめの開通に伴い東京都から立ち退きを求められた。ヨーガンは「緑や水辺のある場所を」と強く要望し、それを受けて都が提案した清澄の倉庫を改造し1993年に移転した。 丸の内新国際ビル1階の「ヨーガンレール丸の内店」をはじめ、全国にショップを展開。その中で新たに生まれたブランド「ババグーリ」の専門取り扱い店舗が、2006年4月6日に清澄白河本社1階にオープンした。 1999年ごろに石垣島に移住し、六本木の自宅と、沖縄県に持っている別宅で生活している。六本木ヒルズ等の影響で自宅マンションにも大手ディベロッパーから開発の打診が来たというが、高層建築よりも緑を好むヨーガンはそれを断り本社近くに新居を建設中である(2006年9月現在)。 2014年9月23日、沖縄県石垣島にて自動車事故のため死去〔ヨーガン・レールさん死去 天然素材の服飾デザイナー 朝日新聞 2014年9月30日〕〔ファッションデザイナーのヨーガン・レールが死去 WWD Japan.com 2014年9月30日〕。 晩年、日課で清掃していた沖縄の浜辺で拾ったゴミで照明器具を制作していたことを受け、没後の2015年7月18日より、東京都現代美術館でそれらを展示した『おとなもこどもも考える ここはだれの場所?』展を開催〔レールの照明がようやくお披露目 Casa Brutus, September 11, 2015 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨーガン・レール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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