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ヨークルスアゥルロゥン : ウィキペディア日本語版 | ヨークルスアゥルロゥン
ヨークルスアゥルロゥン (氷語: Jökulsárlón、「氷河の川の湖」の意〔浅井、森田「アイスランド地名小辞典」(1980)〕) はアイスランドで最大の湖あるいは潟湖である。 ==概要== ヨークルスアゥルロゥンはアイスランド島西部、ヴァトナヨークトル氷河から分かれたブレイザメルクルヨークトル氷河の先端にあり、スカフタフェットル国立公園とヘプンの間である。氷河が大西洋に向かって崩れ落ちる場所にある。氷河の溶ける速さが変化することにより、湖の大きさも変化する。現在は海岸から 1.5 km 離れており、湖面の面積は約 18 km2 である。1970 年代と比べると、面積は4倍になっている。水深は最大で 200 m 以上あり、アイスランドでは二番目に深い。自然を楽しむ観光地として人気が高い。 ヨークルスアゥルロゥンは、ヘプンとスカフタフェットルの間、環状国道1号線沿いにある。その景観は、「ヨークルスアゥルロゥンの 18 km2 の湖面全体に青い氷山がぼぅっと光っている様は、まるで幽霊の行列である」と評される。底の広い観光船による、小さな氷山の合間を縫って40分ほどのクルーズが提供されている〔。 ブレイザメルクルヨークトルの入り江も、観光地として人気が高い。湖に固着している氷山の間を、スノーモービルや四輪駆動車で走り抜けるツアーなどがある。観光は主に、ヘプンからヨクラセル (Joklasel) を拠点に行われるが、一帯の観光ツアーを「ツーリスト・ベルトコンベア」と呼ぶこともある。海岸では、氷山が割れて流れ着いた氷塊を多数見ることができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨークルスアゥルロゥン」の詳細全文を読む
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