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ヨージェフ・バルセギ(József Várszegi、1910年9月7日 - 1977年6月12日)は、ハンガリーの陸上競技選手。1948年ロンドンオリンピックの銅メダリストである。 == 経歴 == バルセギは1930年代から1950年代にかけて活躍したやり投の選手で、彼が最初に世界の舞台に登場したのは1933年の国際学生競技会であった。この大会では64m85の記録で優勝を飾っている。翌1934年の第1回のヨーロッパ選手権にも出場し、65m81で5位という成績を残している。 バルセギは、1936年のベルリンオリンピックに出場し、予選で69mを超える投てきでトップの成績で決勝にコマを進めた。しかし、決勝では、70mを超える選手が続出する中、バルセギは65m30と予選を下回る結果に終わり8位と惨敗してしまった。 2年後の1938年のパリで開催されたヨーロッパ選手権では自己ベストとなる72m78で、フィンランドのマッティ・ヤルビネン、ユルヨ・ニッカネンに次いで銅メダルを獲得した。 バルセギは、第二次世界大戦終了後も競技を続け、1946年のヨーロッパ選手権は欠場したものの、38歳目前にして1948年のロンドンオリンピックに出場を果たす。バルセギの記録は伸びなかったものの、幸運にもただ1投だけ67m03と記録が伸び、70mを超えるスローがでない低調な争いという幸運も重なって、銅メダルを獲得した。 バルセギは、4年後の1952年ヘルシンキオリンピックにも出場しているが、予選を突破することなく敗れている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨージェフ・バルセギ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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