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ヨーゼフ・カイルベルト : ウィキペディア日本語版 | ヨーゼフ・カイルベルト
ヨーゼフ・カイルベルト(Joseph Keilberth、1908年4月19日 - 1968年7月20日)は西ドイツの指揮者である。 == 生涯 == カールスルーエでオーバープファルツの音楽家の家庭に生まれ、祖父はミュンヘンの軍楽隊員、父親はカールスルーエのバーデン公国宮廷楽団のチェロ奏者であった。 1925年にカールスルーエ国立劇場(現・バーデン州立劇場)のコレペティトールに、1935年より音楽監督に就任。1940年にプラハにドイツ・フィルハーモニー管弦楽団(バンベルク交響楽団の前身)の指揮者として転任。終戦までにドレスデン・シュターツカペレの首席指揮者となり、1949年(または1950年)に「ベネシュ布告」により戦後のチェコスロヴァキアを脱出したドイツ人演奏家が主体となって結成されたバンベルク交響楽団の首席指揮者に就任し亡くなるまでその育成に努めた。 1950年にはベルリン国立歌劇場に、1951年にはハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団に客演指揮者として訪れている。1952年か1956年までバイロイト音楽祭においても活躍し、そのほかにザルツブルク音楽祭にも客演している。1959年よりバイエルン国立歌劇場の音楽総監督に任命された。そのバイエルン国立歌劇場においてフェリックス・モットルと同じく、『トリスタンとイゾルデ』を指揮している最中に心臓発作をおこして急死した。 最晩年の1965年と1966年、1968年に来日しNHK交響楽団に客演した。
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