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ヨーロッパアカザエビ
ヨーロッパアカザエビ (''Nephrops norvegicus'') はアカザエビ科に属するエビの一種。体色は薄橙色で全長25 cm程度、ヨーロッパで最も重要な食用甲殻類である〔。アカザエビ等の近縁種がアカザエビ属()に移動されたため、ヨーロッパアカザエビ属唯一の現生種となっている。大西洋北東部・地中海に生息するが、バルト海・黒海では見られない。成体は巣穴の中で生活し、夜間に外に出て多毛類や魚類などを食べる。 英語ではノーウェイ・ロブスター(Norway lobster)やダブリン・ベイ・プローン(Dublin Bay prawn)、フランス語ではラングスティーヌ()などと呼ばれる。 == 形態 == ウミザリガニに比べると細身であるが、その形態は典型的なアカザエビ科のものである。体色は淡い橙で、通常は全長18-20 cm、最大で25 cmになる。第1-3脚は鋏脚となるが、特に第1脚には棘があり大きい。2対の触角の内、第2触角は細く、長い〔。額角は長く、棘がある。複眼は腎形で、ここからギリシャ語の (''nephros'', "腎臓")・''ops'' ("眼")に由来する''Nephrops''という属名が付けられた〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヨーロッパアカザエビ」の詳細全文を読む
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