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ライオンとユニコーン
ライオンとユニコーン(原題は "The Lion and the Unicorn")は、イギリスを中心とした英語圏の童謡であるマザー・グースの1編、およびルイス・キャロル著『鏡の国のアリス』(1871年)に登場するキャラクターである。 ==唄の起源== ライオンはイングランド王家の紋章を、ユニコーンはスコットランド王家の紋章をそれぞれ表し、1603年、エリザベス1世の死後、スコットランド王ジェームズ6世がイングランド王位を継承したことによる両国の統合に至るまでの対立を歌ったものと言われている〔宮崎照代著『マザーグース英国飛行』(白泉社、1995年)、鷲津名都江著『英国への招待 マザー・グースをたずねて』(筑摩書房、1996年)、およびカーター・ディクスン著『一角獣の殺人』(創元推理文庫、2009年)の巻末解説(山口雅也「カーが書いた混沌のマザーグース・ミステリ」)、参照。〕〔統合後のイギリスの紋章は、ライオンとユニコーンが向き合ったデザインになっている。〕。ただし、「ライオンがユニコーンをやっつけて街のあちこち追いかけ回す」という歌詞からは、むしろ統合後のイングランドによるスコットランドの征服や、スコットランドの反乱とその制圧を表しているとも読み取れる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ライオンとユニコーン」の詳細全文を読む
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