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ライオン級戦艦[らいおんきゅうせんかん]
ライオン級戦艦 (Lion class battleship) は、イギリス海軍の戦艦。全艦未成。ここでは1937年から起工した設計案について述べる。 == 建造に至るまで == 本級はイギリス海軍が策定した10カ年計画「新標準艦隊」における新戦艦第二陣である。 1937年において「第二次ロンドン条約」の”エスカレーター条項”が発行され、16インチ(以下40.6cm)砲戦艦が建造できることになる事と、1938年となると日本海軍が40.6cm砲9門を搭載する4万級戦艦を建造に着手したと言う情報が入ったことにより、日本海軍の新型戦艦(「大和型」である)への対抗艦として40.6cm砲9門で基準排水量40,000トンの大戦艦を建造する事となった。 1939年、1番艦『ライオン』と2番艦『テメレーア』が起工されたが、同年の世界大戦勃発によって建造は中断された。イギリス海軍は両艦の完成を諦めることなく、戦訓による改設計を織り込みながら再開の機会を待ち続け、1944年には工事能力確保のため大型航空母艦2隻の建造をキャンセルし、1945年には1952年までの完成を目指して予算がつくまでになった。しかし政権交代による方針転換や戦後財政難等の理由が重なった結果、1945年10月、最終的にキャンセルされた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ライオン級戦艦」の詳細全文を読む
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