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ライトセイル1号 () は、宇宙探査を推進する国際NPOの惑星協会が開発しているソーラーセイル実証機。 LightSailは3Uサイズのキューブサットで、4枚の超薄膜マイラー製のソーラーセイルが折り畳まれており、軌道投入から数週間後に展開を行う。 2015年5月20日に試験機のLightSail-AがアトラスVロケットで低周回軌道に打ち上げられ、2015年6月8日にセイルの展開に成功し、2015年6月13日に大気圏に再突入した。 2016年4月にLightSail-Bがファルコンヘビーロケットで高度720kmに打ち上げられる予定。LightSail-BはProx-1という小型衛星から放出される形で打ち上げられる。LightSailの帆の展開や追跡はこのProx-1衛星から撮影を行う予定。 ==開発== 2005年、惑星協会は初のソーラーセイル宇宙機、コスモス1号をヴォルナロケットにより打ち上げたが、軌道に届かず失敗してしまった〔Antczak, John. "After letdown, solar-sail project rises again" MSNBC, November 9, 2009〕。一方NASAのエイムズ研究センターが開発したナノセイルDは2008年8月にファルコン1ロケットによって打ち上げられるも打上げに失敗。 2009年、協会はナノセイルD計画を引き継ぎ、後にライトセイル計画と改称した〔"Setting Sail Into Space, Propelled by Sunshine" The New York Times, November 9, 2009〕。 2011年までにプロジェクトは、JPLやAerospace Corporationのメンバーを含むチームによる最終設計審査を通過した〔 The Planetary Society. Retrieved 2011-06-15.〕。当初は2012年の打上げを目指していたが、計画は大幅に遅れた。ライトセイル1号の推定コストは180万ドルで、協会メンバーの会費や私費により調達されている。機体はStellar Exploration社によってサンルイスオビスポで製作されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ライトセイル1号」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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