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ホームライナーは、着席を提供することを主な目的として国鉄及びそれを継承したJRにおいて運行されている料金徴収形の普通列車(快速列車)の名称であり〔大塚良治「通勤輸送向け着席保証列車の可能性―企業価値向上と利用客の満足度向上の両立に向けて―」『湘北紀要』第32号、2011年3月、p.110。〕、JR東海の登録商標〔登録第3022530号。役務商標を認める商標法改正が施行された平成4年に出願された。〕。本項では、「ホームライナー」の名称を用いないJR及び私鉄の類似列車(総称して「通勤ライナー」〔RP2004-6。〕などと呼ばれることもある。)についても述べる。 == 概要 == ホームライナー及びその類似列車(以下総称して「ホームライナー等」という。)は、主として通勤時間帯に着席乗車のニーズに応える目的で設定されている列車である。快速列車と同様に主要駅のみ停車する列車が多い。列車愛称は路線や運転時間帯によって「ホームライナー○○」や「○○ライナー」などのバリエーションが存在し、利用には乗車整理券(ライナー券)が必要とされる。日本の大都市圏や一部の地方都市圏で運転されてきたが、後述するように数を減らしつつある。 基本的に朝ラッシュ時は郊外のベッドタウンから企業の集中する都心に向かって運行され、帰宅時間帯となる夜間は逆に都心から郊外に向かって運行されることがほとんどであるが、地方都市圏においては静岡地区や新潟地区のように、都市間を比較的長距離にわたって運行される列車もある。 また、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線(中央西線)の「セントラルライナー」のように収益確保・近距離利用客との分離を図るため日中に設定された列車や、同社静岡地区で臨時に設定される定員制のウォーキングイベント列車「さわやかウォーキングライナー」のような行楽・イベントを目的とした列車も存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホームライナー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Home Liner 」があります。 スポンサード リンク
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