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ライブリマウント : ウィキペディア日本語版
ライブリマウント

ライブリマウント日本競走馬ダート路線黎明期の強豪で、1995年から始まった中央競馬地方競馬の交流元年(→日本の競馬を参照)を象徴する馬である。主戦騎手石橋守で、全31戦中27戦に騎乗した。
地方競馬10勝の母シナノカチドキに、グリーンダンサーフランス2000ギニー)の半弟ということで輸入された父グリーンマウントを配合して生まれた。馬名冠名「ライブリ」と父の名の一部「マウント」との組み合わせ。1993年11月14日ダート1400m新馬戦でデビュー、実に10馬身差の圧勝で緒戦を飾る。4戦目の飛梅賞を勝ってオープンクラス入りした後、クラシック出走を目指して路線を進むものの結果が出ず、再びダート路線に転向して活路を見出す。
4歳(当時表記)秋から5歳にかけて1994年花園ステークス(1500万円以下条件戦・当時)から1995年マイルチャンピオンシップ南部杯まで7連勝(うち重賞6勝)を達成。ダート路線で一時代を築いた。翌年には第1回ドバイワールドカップに日本調教馬として初めて出走するも6着(優勝馬はシガー)。遠征後は精彩を欠き、以後9戦するも勝利することはできずに引退した。
なおこの馬および同時期に同じくダート戦線でオープン馬となったイブキクラッシュの活躍で、父グリーンマウントは種牡馬廃用の崖っぷちから脱出したというエピソードを持つ。
1995年JRA賞最優秀ダートホースNARグランプリ特別表彰馬。
== 引退後 ==
1998年より種牡馬となった。ただ活躍馬はホクザンフィールド(兵庫大賞典兵庫ジュニアグランプリ2着)が目立つ程度で、2003年限りで引退し、6月30日にいかっぷホロシリ乗馬クラブで乗馬に転向、すぐに去勢された。しかし引退直後にミツアキタービンダイオライト記念オグリキャップ記念)が大活躍、引退後には種牡馬入りしており、後継種牡馬を残すことができた。2014年10月からは功労馬繋養展示事業の助成を受け、北海道新ひだか町のオギオギ牧場で過ごしている〔引退名馬 - ライブリマウント 2015年2月27日閲覧〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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