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ライブ・アルバム(ライヴ・アルバム、)は、生演奏を録音したアルバムのこと。特に観衆を前に演奏された音源を指す。 == 概要 == スタジオなどで演奏したものをそのまま音源にする形態(俗に言う「一発録り」)はスタジオ・ライブと呼ばれる。また、この形はマルチ・トラック・レコーダーが登場する以前の一般的な録音形態だが、これを特にライブ音源と呼ぶ。変則的な物としてはさだまさしの「建具屋カトーの決心-儂がジジイになった頃-」は「夜のヒッスタジオDX」の収録スタジオでのスタジオ・ライブで収録されている。スタジオ・ライブであるが、エンディングにスタジオにいた人達の拍手も収録されており、ライブ音源と言える作りになっている。尚、音楽番組での楽曲収録は珍しい。 生のパフォーマンスで力を発揮するミュージシャンや演奏力のあるミュージシャンは、ライブ・アルバムが業績の上でも転機になることが多い。良い例がアメリカのハードロックバンド、チープ・トリックである。チープ・トリックは本国アメリカでは認められておらず、日本で最初に人気が出た、いわゆるビッグ・イン・ジャパンの状態であったが、日本武道館でのライブ音源を収録した『チープ・トリックat武道館』がヒットアルバムとなり、後に世界でも有名なロックバンドとなった。全く逆に、スタジオ録音に比べて録音時間を省けるため安易にライブ・アルバムが発表されるケースもある。 ビデオの普及に伴い音源のみのライブ・アルバムは発表数が漸減していたが、DVDの省スペース化や低価格化によりCD+DVDでの発売も増えている。 ライブ・アルバムは近年、限定盤として出されることも少なくなく、そのためにプレミアがついて入手困難になるものもある。 落語等の話芸のCDは、現在全てといって良いほどホールや演芸場で生録音された物が収録されている。爆発的に売れたのが、綾小路きみまろの漫談のCDである。また、現在過去にかかわらずラジオの演芸番組の公開録音された高座の音源もその後にCD化される。観客を入れていないスタジオ録音が主流だった頃もあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ライブ・アルバム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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