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ライポンF(ライポンエフ)は、ライオンが発売する台所用食器洗い洗剤である。現在は子会社のライオンハイジーンより、業務用製品として販売されている。 == 商品概要・歴史 == 台所用と洗濯用と業務用があった。パッケージはピンク色であった。 * 1950年、工業用洗浄剤として、「ライポンF103」「ライポンP105」発売開始。Fはフレーク、Pはペーストの剤形を表していた〔『ライオン120年史』p72-73〕。 * 1951年、日本初の鉱油系家庭用合成洗剤として「ライポン」発売開始。毛・絹・化学繊維の洗濯の他、食器洗いにも適する多目的洗剤であった。他社の先行商品には、高級アルコール系の「モノゲン」(第一工業製薬)、「エキセリン」(花王石鹸)などがあった〔。 * 1956年春、厚生省環境衛生部より、寄生虫による健康被害対策として、食器や野菜・果物類の洗浄に使用できる洗剤の開発の要望を受ける。同年8月に、野菜・果物・食器洗浄用「ライポンF」発売〔。 * 1959年、「液体ライポンF」発売〔。 * 1961年、住居用洗剤「リビンライポンF」発売〔『ライオン120年史』p421 巻末年表〕。 * 1962年9月20日、東京都北区で粉末タイプの「ライポンF」を溶いたものを誤飲した男性が2時間後に死亡。妻が粉ミルクと誤って調合したものを子どもが嫌がったため、試しにひと口飲んだことが原因であった〔ライポンF誤飲・死亡事件 (石鹸百科)〕。 * 1960年代末、一般家庭向け商品の販売終了。以降は業務用のみ発売。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ライポンF」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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