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ライモンダ (, Raymonda) は、マリウス・プティパ振付による全3幕4場のバレエ作品。アレクサンドル・グラズノフ作曲(作品57)。 1898年、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で初演された。第三幕で演じられる「グラン・パ・クラシック」(「ライモンダのパ・ド・ドゥ」とも)が有名であり、しばしば独立して上演されている。 == あらすじ == シヴィリ・デ・ドリス伯爵夫人の姪であり、美女と名高いライモンダの誕生祝いの席で、婚約者のジャン・ド・ブリエンヌがスカーフを贈る。 ハンガリー王アンドレ二世とともに十字軍に出征するジャンを見送ったあと、ライモンダが彼を想いながら部屋でひとりリュートを弾いていると、ドリス邸の危機に現れるという「白い貴婦人」が現れ、ジャンの幻を見せる。ライモンダがジャンの幻と踊っていると、見知らぬ男が現れライモンダに求愛する。ライモンダが飛び起きると、すべては夢であった。 パーティの夜、夢に現れた男がライモンダに熱烈に求愛する。 サラセンの王子アブデラフマンだった。ライモンダは相手にしないが(ジャンとアブデラフマンとの間で揺れ動くという解釈をする版もある)、そこへジャンが帰還し、婚約者を賭けてアブデラフマンと決闘する。 アブデラフマンに勝ったジャンとライモンダは、アンドレ二世の前で結婚式を挙げる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ライモンダ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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