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ラインメタル(Rheinmetall AG)は、ドイツの軍事産業コングロマリットである。本社はデュッセルドルフ。資本金は3600万ユーロ(2007年12月現在)。フランクフルト証券取引所に上場し、MDAX(ドイツ株価指数(DAX)の中型株指数)採用銘柄でもある。ティッカーシンボルは。 == 概要 == 1889年、ハインリヒ・エアハルト(:de:Heinrich Ehrhardt)により「ライン金属製品・機械製造株式会社」(Rheinische Metallwaaren und Maschinenfabrik Aktiengesellschaft)としてデュッセルドルフで創業した。 特に火砲の開発・製造で知られ、同社製滑腔砲の120 mm L44はレオパルト2(西ドイツ後にドイツ連邦共和国)、M1エイブラムス(アメリカ合衆国)、90式戦車(日本)など西側諸国の代表的な第3世代主力戦車の標準装備となっている。 小火器においては、第二次世界大戦の際に開発されたベルト給弾式機関銃MG42の改良型で、非分離式リンクのまま7.62mm NATO弾仕様にしたMG1、後にNATO標準の分離式リンクを使用できるMG3を生産している。このMG3はベルギーのFN MAGと並ぶ西側の代表的な汎用機関銃であり、H&K G3アサルトライフル採用国を中心に採用され、多くの国でライセンス生産されている。 1993年に銃器メーカーのマウザー(モーゼルとも)社を吸収合併した。1996年に軍用のレーダーやセンサーを製造する企業であるSTN アトラス (STN Atlas) を買収し、1999年にはスイスのエリコン社より兵器(機関砲)部門を買収した。2003年にSTN アトラスはラインメタル・デフェンス・エレクトロニクス (Rheinmetall Defence Electronics) とアトラス・エレクトロニクス (Atlas Elektronik)〔アトラス・エレクトロニクスは2005年にさらにティッセンクルップに売却された〕 に分割された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラインメタル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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