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ラオス人民民主共和国首相 : ウィキペディア日本語版 | ラオス人民民主共和国首相[らおすじんみんみんしゅきょうわこくしゅしょう] ラオス人民民主共和国首相(ラオスじんみんみんしゅきょうわこくしゅしょう)は、ラオス人民民主共和国政府の首長。 == 概要 == 1975年12月2日のラオス人民民主共和国建国に際し、同国の最高機関として設置された最高人民会議によって共和国政府が選出され、ラオス人民革命党書記長のカイソーン・ポムウィハーンが初代首相に任命された。元首である国家主席はスパーヌウォンであるが、ラオス人民革命党が同国の支配政党であり、建国当初の国家機構は首相に権力が集中する体制をとっていたため、カイソーン・ポムウィハーンが最高権力者となった。 1991年8月の最高人民会議第2期第6回で共和国初の憲法が制定され、国家主席の権限が強化された。その結果、首相の権限は縮小されたものの、憲法において「政府の長」と規定された。なお、この会議でスパーヌウォンの退任にともなってカイソーン・ポムウィハーンが後任の国家主席に昇格したため、カムタイ・シーパンドーンが第2代首相に就任した。 歴代首相はラオス人民革命党政治局員が務め、現在の首相はトーンシン・タムマヴォンが務める。
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