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ラクタヴィージャ : ウィキペディア日本語版
ラクタヴィージャ

ラクタヴィージャ(''Raktavija'')はインド神話アスラ神族の指揮官である。女神であるドゥルガーチャームンガーと戦った。地面に自分の血液が滴ると、滴った場所から分身が現れる能力を持つ(英語表記でRaktavija: Rakta=血 vija=種)。南インドでは''raktabhija''、東インドでは''raktablj''と表記される場合がある。
デーヴィー・マーハートミャ』(「女神達の栄光」の意)の第8節には、アスラ神族仲間であるシュンバニシュンバと共に、女神ドゥルガーとの戦闘を繰り広げるラクタヴィージャが描かれている。
ラクタヴィージャは傷を負ったが、地面に滴り落ちた血から数え切れない程のラクタヴィージャの分身が現れ、ドゥルガーを困難に陥れた。しかしこの時、怒り狂ったドゥルガーの額から地面に付く程の長い舌を持ったカーリーが現れ、ラクタヴィージャから滴る血液を全部舐め取り、裂けた大きな口でラクタヴィージャの分身を貪り食べてしまった。その結果、分身を作ることが叶わず、ラクタヴィージャは最終的に抹殺された。その後カーリーは勝利を祝って踊り狂い大地が割れそうになったところ、夫のシヴァがカーリーの足元を腹部でささえながら狂気の舞踏が終わったという。
==参考文献==

*''Dictionary of Hindu Lore and Legend'' (ISBN 0-500-51088-1) by Anna Dhallapiccola
* 『デーヴィー・マーハートミャ』 Chapter Eight.

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラクタヴィージャ」の詳細全文を読む



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