|
シチュー()は、野菜や肉、魚介類を出汁やソースで煮込んだ煮込み料理の英語による総称である。フランス料理では調理方法や鍋の種類で呼称が分かれ〔、料理の名称ではラグー()などが対応する語として挙げられる。 英語では煮込むことを ''stewing'' と呼ぶ。 == 歴史 == シチュー(ラグー)の料理としての確立は、16世紀後半から17世紀前半のフランスにおいてとされる〔洋食の姿をした日本料理?謎多き「クリームシチュー」の歴史 食の研究所 渋川祐子 2012.11.16〕。 日本へのシチューの伝来がいつかについて明確な記述はないが、すでに1871年(明治4年)、東京の洋食店「南海亭」のちらしに、「シチウ(牛・鶏うまに)」との品書きが見出されている。また1872年の仮名垣魯文『西洋料理通』においても、牛肉や豚肉、トマトなどを用いたシチューが紹介されている。明治中頃までにビーフシチューはレストランのメニューに普及、1904年(明治37年)には旧帝国海軍軍艦の昼・夕食として、「煮込み」の名でシチューやカレーが供されている。これはイギリス海軍との交流に端を発するとされている。明治末期にはシチューのレシピが上流階級向けの婦人雑誌に掲載されるようになった。しかし、本格的にシチューが全国に浸透したのは、太平洋戦争終結以後のことである〔シチュー資料館 ハウス食品〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シチュー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Stew 」があります。 スポンサード リンク
|