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ラコタ (Lakota) とは、アメリカインディアン部族の一つで、スー族とも呼ばれる。 ラコタは彼等の言葉で「友人、同盟者」をあらわす言葉。 ==文化== 西部の大平原に居住し、「テトン」とも言われる。1770年代にアメリカ大陸の中央北部の大平原に進出し、現在はサウスダコタ州に保留地(Reservation)を領有している。 「ラコタ」という名称は、彼らの言葉で自身を指し、「友人、同盟者」をあらわす言葉である。初期の入植フランス人の言葉では「テトン(Teton)」の区分はなく、かわりに「サンテ」や「ヤンクトン」といった「ナコタ族」と合わせて「西のスー族」と呼ばれていた。 「テトン」と「ティントワン」という名前は、ラコタ族で「平原を渡り歩く者」という意味である。この単語は、ナコタ族がラコタ族を指す場合に使用された。 彼らの伝統的な住居はティピという移動式天幕で、「ワパハ(羽根冠)」を被り、馬に乗って大平原を駆け回るという、一般的なインディアンのイメージのほとんどは彼等のものである。 文字を持たなかった彼等だが、「指言葉」によって何不自由なく他部族と会話し、また絵文字を渦巻状にバッファローの皮に記す「冬数え」という年代記が伝わっている。 彼らスー族の崇める大精霊は「ワカンタンカ(ワカン=神秘、タンカ=大いなる)」といい、天上に住まう大自然の主である。多神教であり、ワカンタンカの他に数々の精霊が崇められている。「白いバッファロー」は、大精霊の使いと考えられている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラコタ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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