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ラサール弦楽四重奏団(英語:LaSalle Quartet)は、1946年に結成され、1987年に解散した室内楽団。第1ヴァイオリン担当のヴァルター・レヴィンによって結成され、寄贈されたアマティの楽器を用いて演奏した。所属団員は以下の通りである。 *ヴァルター・レヴィン(第1ヴァイオリン) *ヘンリー・メイヤー(第2ヴァイオリン) *ピーター・カムニツァー(ヴィオラ) *ジャック・キルステイン(~1980年、初代チェロ) *リー・ファイザー(第2代チェロ) 古典派やロマン派のような標準的な曲目もレパートリーに取り上げてはいたが、新ウィーン楽派(シェーンベルクやベルク、ウェーベルン、アポステル)以降の現代音楽をレパートリーに取り入れたことや、ジェルジ・リゲティから弦楽四重奏曲第2番を献呈され、同作を1969年12月14日にバーデンバーデンで初演した団体としても名高い。 ドイツ・グラモフォン・レーベルに、当時まだ謎の作曲家であったツェムリンスキーの弦楽四重奏曲全集を録音したことによって、いわゆる「ツェムリンスキー・ルネサンス 」の源流を創り出したと看做されており、この録音は、ドイツ・シャルプラッテン賞を授与された。 ラサール弦楽四重奏団は、シンシナティ大学音楽学部の常駐団体のひとつであり、ヴィオラ担当のカムニッツァーとチェロ担当のファイザーは、今なお同校で教鞭を執る。世界のたいていの主要な弦楽四重奏団がラサール弦楽四重奏団のメンバーに指導を乞うており、なかでもアルバン・ベルク弦楽四重奏団やアルテミス四重奏団、フォーグラー四重奏団、プラジャーク弦楽四重奏団が代表的な例として知られる。ヴァルター・レヴィンは現在、故郷のベルリンに健在であるが、ヘンリー・メイヤーは2006年12月に鬼籍に入った。 ==参考資料ほか== 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラサール弦楽四重奏団」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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