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ラ・シガール(La Cigale)は、フランス・パリ18区ロシュシュアール大通りにある劇場である。収容人数は、1階スタンディングで1,389人、全着席で954人。“la cigale”はフランス語で「蝉」を意味する。 == 歴史 == * 1887年 キャバレー「ブール・ノワール(Boule Noire)」の跡地に音楽喫茶(カフェ・コンセール)として誕生した。 * 1894年 建築家アンリ・グランピエールの手による改装・増築が行われ、アドルフ・ウィレットにより新たに天井画が描かれた。ミスタンゲット、モーリス・シュヴァリエ、イヴォンヌ・プランタン、アルレッティ、レイミュ、マックス・ランデーといったスターたちが舞台に立った。 * 1920年頃 オペレッタ、ヴォードヴィル、ジャン・コクトーのソワレが盛んに催された。1924年には地階にキャバレーがオープンした〔。 * 1927年 ラ・シガールは閉館し、「ラ・フルミ(La Fourmi)」という小ミュージックホールとなった。 * 1940年頃 映画館へと姿を変える。当初は流行映画を上映していたが、70年代はカンフー映画、その後は成人指定映画を専門に上映するようになった。 * 1981年 エントランスホールとオーディトリアムがフランスの歴史的建造物に指定された。 * 1987年 多目的ホールとして再オープン。ナイトクラブ「レ・バン・ドゥーシュ(Les Bains Douches)」の創立者であるジャック・ルノーとファブリス・コートが運営を引き継いだ。フィリップ・スタルクがリニューアルデザイナー、コリーヌ・ミムラムが芸術監督に任命され、レ・リタ・ミツコが杮落し公演を行った。 * 2007年 フランスの電話会社SFRと提携し、2年間「ラ・シガールSFR」の名称を使用した。 * 2011年1月 ジャン=ルイ・メナントーが新たな総監督に就任。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラ・シガール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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