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ラッセル・グループは、イギリスの大規模研究型大学24校で構成するグループである。1994年にイギリス政府などへの大学側の要望を伝える、いわゆる圧力団体として設立された。ラッセル・グループという名称はこの団体の設立会見が開かれたロンドンのラッセル・スクウェアに面した「ホテル・ラッセル」に由来している。 ラッセル・グループに所属している大学は研究志向が強く、事実、イギリス国内の3分の2の研究費をこの20校で占めている(2006年度)〔The Russell Group http://www.russellgroup.ac.uk/〕。またこの20校の合計学生数は50万人にのぼり、イギリスの大学生数の20%を占める〔HESA http://www.hesa.ac.uk/index.php/component/option,com_datatables/Itemid,121/task,show_category/catdex,3/#institution 〕。参加国別では、イングランドが20校、スコットランドが2校、ウェールズが1校、北アイルランドが1校となっている。 なお、イギリスにはこのラッセル・グループの他に、 *小規模研究型大学12校が参加した1994グループ (1994 Group) *多数の学生を抱える教育型大学22校が参加したミリオン・プラス (Million+) *上記3団体非加盟23大学が集まって結成したユニバーシティ・アライアンス (University Alliance) がある。 ==加盟校== ラッセルグループの加盟校は以下の通りである(アルファベット順)。 *学生数は2006年時点のもの〔HESA http://www.hesa.ac.uk/index.php/component/option,com_datatables/Itemid,121/task,show_category/catdex,3/#institution 〕 またこのラッセル・グループの内部にも更に'G5'と呼ばれる団体があるとされる〔Super elite in secret bid for cash boost http://www.timeshighereducation.co.uk/story.asp?storyCode=182768§ioncode=26〕が活動の詳細は不明である。 G5に含まれているとされるのは、ラッセル・グループの中でも最も研究志向が強い5校である。 *オックスフォード大学 *ケンブリッジ大学 *ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス (LSE) *インペリアル・カレッジ・ロンドン (ICL) *ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン (UCL) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラッセル・グループ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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