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ラッペン
ラッペン (Rappen) とは、スイスの補助通貨単位で100ラッペンが1スイス・フランにあたる。 この言葉は、ドイツ語のRappe(カラスのように黒い)から派生した言葉である。かつてのスイスの小額硬貨は銀が多少含まれた銅貨で、酸化によりすぐに真っ黒に変色してしまうことから、ラッペン(カラスの足)と呼ばれ、それがやがて通貨の補助単位となった。 ラッペンは主にドイツ語圏で使われる言葉だが、フランス語圏ではサンチームと呼ばれ決してラッペンとは言わない。また、リヒテンシュタインの通貨はスイス・フランであるが、この国ではドイツ語圏ということもあり、ラッペンが正式な呼称である。 なお、10ラッペンのことをBatzen(バッツェン)というが、これもかつての補助通貨単位で古来は4クロイツァーに相当した。ラッペンと異なり現在では使われなくなったが、1850年頃まで、バッツェン表記の硬貨が多数製造された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラッペン」の詳細全文を読む
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