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ラトヴィア語 : ウィキペディア日本語版
ラトビア語[らとびあご]

ラトビア語レット語()は、ラトビア共和国公用語で、インド・ヨーロッパ語族バルト語派に属する。
==歴史==
比較的リトアニア語と近い関係にあるが、双方の言語同士で意思疎通を図ることはほとんどできず、文法的特徴や単語が他言語より近似している程度である。歴史の流れの中でドイツ語リヴォニア語エストニア語スウェーデン語、そしてロシア語などの影響を受けてきた。ラトビア語は16世紀まではラトガリア語の一支として存在し、後にクロニア語セミガリア語、そしてセロニア語(この言語は現在では消滅している)に統合され現在の形に至っている。ラトビア語で書かれた最古の文献はリガにいたドイツ人の牧師ニコラス・ラムによって翻訳された賛美歌であり1530年に採取された。1940年以降のソビエト占領下時代に多数の外国人(多くはロシア人)がラトビア語を全く知らないまま移住して来たが、それでもラトビア語は公用語であり続けてきた。1991年に独立を宣言して以来、エストニアと同じように自国語を守る法律を打ち出した。なお、ソビエト時代においてラトビア語はこの地域での主要な言語であり、弾圧等はなく、むしろ多数のラトビア語の映画、ラトビア語書籍出版が行われていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラトビア語」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Latvian language 」があります。



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