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ラバー・ダック(英語:rubber duck)はアヒルの形をした玩具で、素材はゴムまたはポリ塩化ビニル(PVC) などである。中空になっており風呂に浮かべて遊ぶことが出来るものが多い。 == 歴史 == ラバー・ダックの歴史は、19世紀後半のゴム製造の開始に関連する。最初期のラバー・ダックは、硬質のゴムで作られた。 ジム・ヘンソンは1970年にラバー・ダックを大衆化した。『セサミストリート』の人気キャラクター、アーニーの愛玩具が「ラバー・ダッキー」(Rubber Duckie)という設定で、同名の「ラバー・ダッキー〔邦題については『セサミストリート ベスト・ヒット・アルバム〜人気いっぱいソング』(1999年発売)では「あひるちゃん」。『セサミストリート プラチナム・オールタイム・フェイバリッツ』(2009年発売)では「ラバーダッキー(ゴムのアヒル)」。〕」という歌を歌った。この歌は1970年に作られ(当時の声優はジム・ヘンソン)、同年9月にBillboard Hot 100の16位にランクインした。後にリトル・リチャードがカバーした。 一般によく知られている黄色いラバー・ダックの他に、様々な種類のラバー・ダックが作られた。各種の職業・政治家・著名人を模したキャラクターものや、暗がりで輝いたり、色を変えたり、内部のLED照明で光るものや、「泳ぐ」ことができるゼンマイ仕掛けのラバー・ダックも存在する。2001年に英国のタブロイド新聞『ザ・サン』は、エリザベス2世女王が彼女の浴室で、冠をかぶったラバー・ダックを持っていたと報じた。これは彼女の浴室の壁を塗り直していた業者によって発見された 。この報道により、イギリス国内でのラバー・ダックの売上高は、短期間に80%増加した。 1996年4月5日〜1997年9月26日の期間、日本のテレビ局・日本テレビ系列局で放送されていた情報番組・スポーツニュース番組「WIN」には、「WINちゃん」というラバー・ダックのマスコット・キャラクター・リポーターが出演していた。口癖は「なんですと!!」であった。 少数の熱心な人がラバー・ダックを収集している。2007年の『ギネスブック』によって、1,439種の異なるラバー・ダックを収集したシャーロット・リーが世界記録保持者として認定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラバー・ダック」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rubber duck 」があります。 スポンサード リンク
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