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ラファイエット級フリゲート : ウィキペディア日本語版 | ラファイエット級フリゲート[らふぁいえっときゅうふりげーと]
ラファイエット級フリゲート()は、フランス海軍が運用するフリゲートの艦級。 == 設計 == 本級の特徴は、ステルス性にとくに留意して設計されたステルス艦であることにある。レーダー反射断面積(RCS)低減のため、上部構造物と船体には10度の傾斜が付されており、極力単純な平面で構成されている。また上部構造物の相当部分がバルサ材を芯材としたサンドイッチ構造のガラス繊維強化プラスチック(GFRP)製とされているほか、レーダー波反射源となる搭載艇などは船体内に収容するか、開閉式のシャッターによって覆われている。これらの配慮によって、RCSは500トン級の哨戒艇と同程度に抑えられている〔〕。 船型としては長船首楼型、船体形状はディープV型が採用されており、艦尾には2つのスケグが設けられている。またフィンスタビライザーも備えている。抗堪性確保のため、船体は11個の水密区画に区分されており、また弾薬庫と戦闘指揮所には弾片防御のため装甲が施されているほか、NBC防護にも配慮されている。なお将来の改装を考慮して、設計にはモジュラー化の手法が導入されている。 主機関としては、V型12気筒の高速ディーゼルエンジンであるSEMT ピルスティク12 PA6 V280 STCを4基搭載して、CODAD方式で2軸の可変ピッチ・プロペラを駆動している。ディーゼル主機関は振動・騒音が比較的大きいことから、水中放射雑音を低減するため、主機関は独立した防振台の上に架されている。またプレーリー・マスカー・システムも備えている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラファイエット級フリゲート」の詳細全文を読む
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