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ラファイエット級原子力潜水艦 : ウィキペディア日本語版
ラファイエット級原子力潜水艦[らふぁいえっときゅうげんしりょくせんすいかん]

ラファイエット級原子力潜水艦(ラファイエットきゅうげんしりょくせんすいかんLafayette class submarine)は、アメリカ海軍潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)搭載原子力潜水艦イーサン・アレン級原子力潜水艦の発展型で9隻が建造された。ジョージ・ワシントン級イーサン・アレン級ジェームズ・マディソン級ベンジャミン・フランクリン級と共に本級は「自由のための41隻 ''41 for Freedom''」と呼ばれた。
== 概要 ==
最終艦のダニエル・ウェブスター(SSBN-626)を除く8隻はポラリスA-2ミサイルを装備して建造され、改装によりポラリスA-3を装備した。ダニエル・ウェブスターは当初からポラリスA-3を装備していた〔Polmar 1981, p.21.〕。1970年代半ば、本級は全艦がポセイドンC3を搭載するためアップグレードされた。本級のミサイル発射管はジョージワシントン級、イーサンアレン級よりもわずかに大きく、ポセイドンはこれを利用するように設計された。ジェームズ・マディソン級とベンジャミン・フランクリン級とは異なり、本級はトライデントC-4への改装は行われなかった。本級には、ミサイル発射時にトリムをより効果的に管理するための安定化システムが装備されていた。これにより、ミサイルの発射間隔が4分/発から1分/発に短縮された〔。
本級の潜舵はセイルに装備されているが、最終艦のダニエル・ウェブスターは試験的に、船首に設けたミニセイルに潜舵を装備しており、特徴的な外見から''Old Funny Fins''と呼ばれていた。ポーポイズの影響を低減するための試みであったが、ミニセイルは流体力学的効率を低下させ、艦の全体的な速度低下を招いた。 1970年代半ばオーバーホールでミニセイルは撤去され、潜舵は標準的な配置に改装された〔''Daniel Webster'' at NavSource.org 〕。
艦齢の増加、オハイオ級の就役、ソ連崩壊による戦略パトロールの重要度の低下、第二次戦略兵器制限交渉(SALT II)条約による制約などの理由により、本級は1986年から1992年にかけて退役した。ほとんどの艦は原子力艦再利用プログラムにより解体されたが、ダニエル・ウェブスターは、サウスカロライナ州チャールストン海軍工廠で、サム・レイバーン(MTS-635)とともに、原子力発電訓練ユニットとして係留され、訓練艦として使用された〔Gardiner and Chumbley 1995, p.612.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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