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ラフマ(羅布麻、''Apocynum venetum'')は、中国北部・西部原産のキョウチクトウ科の多年草。葉を薬草あるいは飲用(羅布麻茶)に用いる。 ロプノール(羅布泊)周辺に多く、昔は繊維を採って利用したことから羅布麻の名がある。民間で薬草あるいは飲用に用いられ、葉は羅布麻茶、燕龍茶(ヤンロンちゃ)などと称して市販もされる。日本では、ダイドードリンコから2001年に「ヤンロン茶」の名で発売され、現在では「ヤンロン茶レベルケア」として特定保健用食品指定されている。 日本では北海道から東北地方日本海側に変種のバシクルモン(''A. venetum'' var. ''basikurumon'')が自生する。この名称はアイヌ語名のパシクルムン(paskur-mun カラスの草)に由来し、またオショロソウとも呼ばれる。 バシクルモン属は北半球の温帯に広く分布し、急性毒性の強い強心配糖体を含む種もある。学名''Apocynum'' はギリシャ語で「犬除け」の意味で、犬に対して毒性があるためともいわれる。 ラフマ葉は毒性成分をほとんど含まず、ケルセチンなどのフラボノイドを多く含むことが明らかにされている。ただし根には強心配糖体があり有毒とされる。 Image:Rafuma cha.JPG|羅布麻茶の茶葉 ==外部リンク== *ラフマ、羅布麻(俗名:コウマ) - 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所) *ヤンロン茶レベルケア - ダイドードリンコ *らふま(羅布麻) *ラフマについて(復旦大学上海医学院) *バシクルモン 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラフマ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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