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ラミーキューブ(Rummikub)は、トルコのゲーム「オケイ」と基本的に同じ道具を使った、ラミー系の数字パズル的テーブルゲーム。最初に手札の中で同色の続き数字や色違いの同数字の3枚以上の組を作り卓上に出す。出された牌は他のプレーヤーでも自由に利用することができ(各プレイヤーの手番中に限る)、手牌を全て出し切ったプレーヤーが勝利。 3年に1回、世界大会が開催されている。第1回と第5回大会で日本人の桑原正人が優勝。氏は1991年の第1回大会の開催地イスラエルを舞台にしたゴルゴ13の「ジョーカーを砕く」において、ストーリーには関わらないが実名で登場している。 柔軟な思考と緻密な戦略を要するそのゲーム性は評価が高く、1980年にはドイツ年間ゲーム大賞を受賞している。 == 歴史 == ラミーキューブは、ルーマニア生まれのユダヤ人のエフライム・ヘルツァノによって1930年代はじめに発明された〔Remember Rummikub 〕。ヘルツァノは後にイスラエルに移住した。最初のラミーキューブは家族と共同で自宅の裏庭で作成した〔。ヘルツァノは最初のラミーキューブを戸別販売したり、小さな店に委託販売した。後には他の国にライセンスするようになり、イスラエル最大の輸出ゲームになった〔。1977年にアメリカ合衆国でもっとも売れたゲームであった。 1978年に出版されたヘルツァノの公式ラミーキューブ本によると、ラミーキューブには3種類があると説明されている(アメリカ・サブラ・国際)。現代のラミーキューブはサブラ版ルールの一変種のみを含み、他のルールには言及されていない。また、出版社によってルールに違いがある。 ラミーキューブに似たゲームに、中央ヨーロッパ発祥のバチカンというゲームがある。2セットのトランプ(ジョーカーは全部で2枚)を使う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラミーキューブ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rummikub 」があります。 スポンサード リンク
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