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ラミナラン
ラミナラン (laminaran) は、海藻やキノコに含まれる貯蔵多糖の一つである。中でもコンブに多く含まれ、アルギン酸、フコイダンとともに粘質成分となっている。特にガゴメコンブはラミナランを多く含むことで知られる。1885年、ドイツの化学者 J. E. O. Schmiedeberg により発見され、コンブの属名 ''Laminaria'' より命名された。夏から秋にかけては、コンブの重量の 40-50% を占める。CAS登録番号は 。 ==化学的性質== β1-3結合とβ1-6結合のグルコース主鎖からなる直鎖の多糖であり、β1-3結合とβ1-6結合の比は約3:1である。そのため、別名β-グルカン、β1,3-グルカン、ラミナリン (laminarin) とも呼ばれる。水により、容易に抽出される。人体にとっては、抗腫瘍作用、抗血栓作用、高血圧抑制作用が知られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラミナラン」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Laminarin 」があります。
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